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10月号の特集は「ユーザーの不満と満足」です

9月号内でも予告させていただきましたが、8月26日(月)発売の『カー&ドライバー10月号』の特集は、「ユーザーの不満と満足」総集編です。

写真下のトヨタ・プリウスのほか、VWゴルフ、スバル・インプレッサ、マツダCX−5、日産ノートなど、話題の人気モデル18台を一挙掲載! 実際にお乗りのユーザーさんたちの実体験レポートですから、最も信頼のおけるバイヤーズガイドといってもいいでしょう。

今回もいつものように数モデル試乗チェックしてみましたが、中でもベストセラー車のプリウスについて、改めて考察してみました。

ちなみに写真のモデルは、特別仕様車Sマイコーデ(価格:THS243万円)。シート/インテリア/ボディカラーなど216種のコーディネートパターンから選べるモデルです。街中で同じプリウスに囲まれても、ちょっと差を付けたいと思うユーザーさんにお勧めの1台というわけです。

スタイリングについては、やはりよくまとまっていると思います。ハイブリッドカーとしての機能(主に空力面)や先進性などがきちんと表現されており、これは売れる理由の一つだと考えます。2009年のデビューから4年以上が経過していますが、古さは感じません。


エンジンやハイブリッドシステムは、もはや完成の域です。実燃費はラフに乗っても20km/L前後。高速でも一般道でも変化が少ない点が特徴です。パワーは、アクセルをきちんと踏み込めば十分なダッシュ力を発揮しますから、ストレスはありません。旧型や初期型にあったブレーキの違和感もほぼ解消されています。

ただ、シャシー性能には古さを感じました。初期型で指摘された乗り心地の悪さを改善するため、ダンパーやブッシュを柔らかめにしたのでしょう。たしかに中低速域の乗り心地はスムーズで快適になりました。その一方、高速での直進性や安定性は犠牲になっています。ステアリングインフォメーションは希薄で、コーナーでは最新のゴルフ擦覆匹犯羈咾垢襪箸佞蕕弔が大きく、ブレーキングスタビリティもいまひとつ。車体が横にぶれて、VSC(横滑り防止装置)の介入は早めです。

これはシャシーとボディ剛性のバランスの悪さや、エコタイヤによるところが大きいと推察します。ノーマルのままでは気持ちよく走れないので、多少、乗り心地は犠牲にしてでも、ボディを補強し、足回りを固めたくなりますね(G`sを買えばいいのか)。


室内へのユーザーさんの評価は高かったです。デザインと機能性に優れるインパネ回りは、運転席から助手席への移動ができないなど多少の問題点はありますが、それは好みの問題。売れる理由はよく理解できます。

後方視界については不満点が聞かれますが、慣れの問題に近いですね。基本的にさほど悪いとは思えません。マイコーデへの不満点は、ウレタン巻きステアリング。コンセプトがラグジュアリー仕様なら、せめて革巻きステアリングぐらい標準装備にしてほしいです。


シートはサイズ、着座位置ともに良好です。後席は膝元スペースが広く快適。頭上高も及第点がつけられます。マイコーデのシート地は合成皮革なので、ファブリック派には敬遠されるでしょう。


ラゲッジは容量、使い勝手ともに必要十分。だた、かさ高を求める声は多いですね。とにもかくにも、コンセプトやデザイン、経済性などのバランスが取れているのは事実。ベストセラーカーになる要素は揃っています。

気になる点は、新型ゴルフ・ユーザーの中にプリウスからの乗り換え組も多いと聞きます。その理由は、プリウスが街に溢れすぎているからではなく、ドライバーとして運転する喜びや楽しみを、ゴルフの方がより味わえるからだといいます。

マイカーを単なる実用品として考えないユーザーさんは、燃費値よりもハンドリングや直進安定性などの走りの気持ちよさを重視したというわけです。これはある種の原点回帰現象といっていいでしょう。ハイブリッドカーはこの10年ほどの間にもてはやされ、大いなる地位を獲得しました。しかし、今後はそこから一歩二歩踏み込んだ、クルマとしての成熟が求められる時期が来たのではないでしょうか。編集部:YS

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