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6月号の「ユーザーの不満と満足」はスバル・レヴォーグです

今週25日(土)発売の6月号の「ユーザーの不満と満足」では、発売開始からちょうど1周年を迎えたスバル・レヴォーグを取り上げます。今月には一部改良を実施し、安全性能をさらに高めています。

今回も取材に際し、いつものように1.6GTアイサイト(一部改良前のモデル)をチェックしてみました。ボクはレヴォーグにキチンと試乗するのは今回が初めて。人気ステーションワゴンの実力は大いに楽しみでした。

まずエクステリアに関しては、ガンダム世代のユーザーさんの心には刺さるルックスのようです。ほかに似ているモデルはありませんし、存在感も高いと思います。

ただ、ボンネット上の大きなエアスクープに対しては賛否両論でした。どちらかというと「いまどきこんなに大きなエアスクープは不要」というご意見が目立ちました。


現行WRXには試乗済みでしたので、走りには大方の予想ができていました。車両感覚は掴みやすく「日本のユーザーのために作ってくれたのだな」(欧州でも発売するそうですが)と実感できます。静粛性は高く(古くからのスバリストの方には物足りないくらい)、内外装の質感も上々。価格以上の満足度が得られるでしょう。

ただ、試乗車が初期モデルだったためか、乗り心地は固めでいまひとつでした。とくに後席は突き上げ感が強いので、グランドツーリングを考えるなら、1.6GTなら、現行レガシィのような乗り心地を目指してほしいですね。足回りが固く締まっている分、コーナリングスタビリティやライントレース性は高いのですが、楽しいのはドライバーだけ。おそらくですが、今回の一部改良でサスペンションはもっとしなやかになっていると思われます。


1.6L水平対向4気筒直噴ターボ(170ps/25.5kg・m)は、よくできたユニットです。排気量1L当たりのパワーは100psを優に超えている高性能エンジンなのですが、ターボラグは最小限。2.5L自然吸気車のような余裕の走りを披露します。

リニアトロニックCVTの完成度も上がっていますね。1500rpm付近を巧みに使いながら、スムーズに加速します。限界領域まで攻め込むような加減速を試みても、パワーの立ち上がりのタイムラグは最小限で、きちんとレスポンスします。

燃費に関しては、根っからのスバリストの皆様は合格点、他車から乗り換えの方はいま一歩、といった評価でした。1.6Lはレギュラーガソリン仕様なのでコストパフォーマンスは高いのですが、あと10ps落とすなどし、実燃費をもうちょっと向上してもらえると嬉しいですね。


運転のしやすさや乗り心地に関しては前述のとおりです。各種操作系は扱いやすく、アイサイト・バージョン3は一度使ったらやめられませんね。先行車発進のお知らせ機能も便利だと思いました。

ハンドリングに関しては、限界領域ではアンダーステアを強め感じます。これは主に4WDの方式に由来しているのでしょう。ただ、トルクベクタリングを搭載しているなら、もう少しターンインがスムーズだと気持ちがいいです。もっと自在にスポーツ走行を楽しみたい方には、VTD−AWDを搭載する2.0GT系をお勧めします。


室内空間は、新世代プラットホームの採用により十分な広さが確保されています。頭上高は抑え気味ですが、カップルディスタンスは広く快適です。シートの出来にも合格点が付けられると思います。

スバル車なら、ファブリックシートにもシートヒーターをほしいですね(本革には標準)。これは一部のユーザーさんからも同意見が出ていましたが、スバリストにはウィンタースポーツを楽しまれる方も多いので、要検討をお願いしたい個所でした。


ラゲッジルームは容量、使い勝手ともに高評価ばかりでした。フラットになりますし、床下のサブトランクも便利とのことです。


カーゴルームランプに対しては、サイドではなく天井部に装着してほしいという意見が目立ちました。天井に配線スペースがなかったのかどうかは不明ですが、横に荷物を置いてしまうと照明として何の役にも立ちません。ワゴン作りに長けたスバル車としては、疑問が残る箇所でした。

レヴォーグは、ややスポーティすぎる乗り味を除けば、評判どおり非常に完成度の高く、安全な4WDワゴンでした。乗り心地を改善したという一部改良後のモデルも早くチェックしてみたくなりました。編集部:YS

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