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日野自動車ダカール・ラリー2017参戦発表会

今日は日野自動車本社で行われた、日野チームスガワラダカール・ラリー2017参戦発表会へ行ってきました。

2017年大会は1月2〜14日に南米大陸を舞台に行われます。ここに日野チームスガワラは、昨年と同様、2台の日野レンジャーで参戦。ドライバーは1号車が菅原義正選手、2号車は息子の照仁選手。ここにナビゲーターや日野のディーラーから選抜されたメカニック4名らが加わり、排気量10L未満クラス8連覇を目指します。


マシンは写真左が1号車、右が2号車です。搭載エンジンやサスペンションなどは同じですが、違いもあります。わかりやすいところはキャブです。1号車がワイドタイプで、3名乗車での参戦も可能になっています。2号車は標準キャブですが、オーバーフェンダーを装着しているため全幅は同値です。理由は軽量化と空気抵抗の低減だそうです。またハンドル位置も1号車は右で2号車が左です。

ちなみに1号車のサイズは全長×全幅×全高6290×2500×3150mm。車重は7300kgです。2号車とは全幅と全高は同じですが、全長は80mm短くなっています(ホイールベースも80mm短い)。おそらく2号車は新造車で、リアフレームを太くした最新仕様だからでしょう。


搭載エンジンは、昨年型よりも20psパワーアップした8866cc直6ディーゼルターボ(650ps/230kg・m)。ミッションは副変速機付き6速MTで燃料タンク容量は700Lです。

スペックは十分モンスターなのですが、カミオン(トラック)部門で総合優勝しているタトラやカマズなどは約2倍の排気量のエンジンを搭載し、パワーは800psを超えています。

なのでレンジャーをもってしても、加速や登坂では苦戦します。その代わり、軽量コンパクトな車体は、砂丘や下り坂、ツイスティーなステージで強みを発揮し、1997年にはカミオン部門で1〜3位を独占したこともあります。

1号車と2号車のそのほかの違いは、4WDが1号車はパートタイム、2号車はフルタイムを採用しています。2号車の駆動力配分は前後3対7の固定式で、もちろんロック機構付き。今後は駆動力が可変式になるともっと速くなるでしょう。


写真上は1号車のコクピット。メーターパネルやシフトレバーなどは市販車と同じです。乗り降りは大型トラックよりも大変なのですが、75歳の義正選手はいとも簡単に乗車します。さすがダカール・ラリー史上最多連続出場33回のレジェンドだけはあります。


シートはレース用フルバケットで6点式シートベルトを備えます。

17年大会の日野チームスガワラには、クラス優勝はもちろん、20年前の再来とはいかないまでも、総合でもさらなる上位を目指してほしいし、可能だと思います。

余談ですが、ディーラーメカニックの方の中には、ダカール・ラリー参戦を夢見て日野へ入社したという方もいらっしゃいました。モータースポーツ活動は、車両開発やメーカーの名誉だけでなく、次世代のクルマ好きやファンを育てることにも繋がっているのですね。編集部:YS

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