<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
Category
Archives
Recent Comment
Profile
Links
Search
Recommend
Admin
Mobile
<< アバルト124スパイダーに試乗 | main | 日産ノートeパワーに試乗 >>

12月号の「ユーザーの不満と満足」は3rdスズキ・ソリオです

現在発売中の『カー・アンド・ドライバー12月号』内「ユーザーの不満と満足」では、現行3rdスズキ・ソリオ・シリーズを取り上げています。つい先日、このソリオのガチンコライバルがトヨタ・グループからデビューしたばかりなので、注目度も上がっています。

今回も取材に先立ち、いつものようにハイブリッド(HV)MZ(FF)をお借りしてチェックしてみました。現行ソリオに乗るのは今回が初めてだったため、大いに楽しみでした。

ソリオは、現行モデルでもCMで「Kカーではないよ」といったニュアンスで5名乗りであることを強くアピールしていますが、メカニズムも旧型からKカー・ベースではありません。しかも新型は新開発の小型車用プラットホームを採用しており、なかなかの自信作なのです。

ちなみに今回お借りしたHV・MZは、2番人気グレードでした。1番人気は……どうか小誌をご覧ください。


エクステリアの評価はなかなか高く、とくにカスタム系のバンディットは年齢層を問わず人気でした。ボクも「旧型よりもずいぶん質感と存在感がアップしたな」と感じました。ここまで作り込んであれば、ライバルでもあるKカーのハイト系ワゴンにも負けないでしょう。


MZのパワートレーンは、1.2L直4自然吸気(91ps/12.0kg・m)に電気モーター(3.1ps)を組み合わせるマイルドハイブリッドです。モーター単独での走行はほぼ不可能ですが、フル加速時にはわずかにアシストを感じられます。

パワーは必要十分で、滑らかに気持ちよく吹き上がります。この静かさは、4気筒エンジンの武器ですね。副変速機付きCVTの完成度も高く、スムーズに加速します。

驚いたのはアイドリングストップからの再始動の速さ。ここまで速いクルマは、なかなか見当たりません。交差点の右折待ちをしているようなときでも、アイドリングストップを解除する必要は感じませんでした。

実燃費はふつうに乗って16〜17km/L。高速をエコランすれば、ラクに20km/Lオーバーをマークできます。後発のライバルも、燃費だけは白旗を揚げている状態。さらにソリオは、まもなくストロングHV仕様を投入予定となれば、燃費面のリードはまだまだ続きそうですね。


インテリアの評価は、旧型よりも質感が向上しており好評でした。センターメーターに対しても「見やすい」といった意見が目立ちました。パネル類の質感は、ライバルを上回っています。

前方視界は広く、小回りも利くため、少々狭い道路や駐車場にも躊躇せずに入っていけます。

走行性能に関しては、1トンを切る軽量ボディが大きく貢献していると実感しました。軽さは走る、曲がる、止まるのすべてに効果的です。ライバル車はソリオよりも100kg以上重く、重量税もワンランク上になる点を注視すべきですね。

コーナリングは1.8m近い車高を感じさせず、スイスイと気持ちよくクリアします。ロール量はそれなりにありますが、限界領域でも不安感を感じることはありません。そしてボディ剛性は高く、サスペンションはしなやかに可動するため、路面の凹凸も難なくクリアします。まさにクラスを超越した操縦安定性と快適性を備えています。


シートサイズは十分あり、クラスを考慮すれば何の不満もありません。乗り心地はフラットでしなやか。静粛性も高く、巡航時に耳に届く音は、エンジンよりもサイドウィンドウからの車外音の方が目立つくらいです。

ファミリーユースのファーストカーとしても十分使える上質な乗り味です。


気になった点は、リアシートのリクライニングとスライド機構のレバーです。シートバックに備え付けてあるため、ラゲッジ側からの操作には便利なのですが、シートに座った状態では「ガタン」と乗員ごと倒れてしまうのです。

ここはケチらず、シートサイドにもレバーを付けてほしいですね。それだけ後席は広くて快適なのですから。


最後はラゲッジです。ここは広大で、容量は十分です。写真のように助手席シートバックも倒れますから、長物も楽に積めます。

スライドドア付きで乗降性はよく、Kカーよりも余裕のスペースと走りを備えています。ホンダNボックスやダイハツ・タントのようなバカ売れはしないクラスなのですが、一度乗って見ると、登録車ならではの魅力をしっかり感じられると思います。編集部:YS

コメント
コメントする